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気になる!剛接合と呼ばれる接合方法について

こんにちは!
静岡県焼津市に事務所を構え、自社工場で鉄骨加工や溶接工事を手掛けている大石ユニオン株式会社です。
大石ユニオン株式会社では、加工品の精度や品質にこだわっており、ご依頼いただいた際はお客様のご期待を超えられるよう日々尽力しております。
今回は剛接合と呼ばれる接合方法についてご紹介いたします。

機械的接合方法

鉄骨の溶接
機械的接合方法とは、ボルトや折り込み、カシメなどを使って部材同士をつなぎ合わせる接合方法です。
組立てや解体がしやすく、強度が高いところが特徴となります。
機械的接合方法の中でも高力ボルトと呼ばれる接合方法は高い強度と張力を持っており、重量鉄骨構造の建築物のほとんどに使用されている接合方法です。
通常のボルトは根本までねじが切られていますが、高力ボルトは頭の方だけねじが切られていて、それ以降は凹凸がない形をしています。

冶金的接合方法

冶金的接合方法とは、融解や圧力などを利用して部材同士を接合する方法で、溶かして部材を一体化させるため、部材同士のつなぎ目がより強固なものになります。
冶金的接合方法は鋼材の接合方法として、最も利用されている方法です。
接合方法は大きく「融接」「圧接」「ろう接」の3つに分けられ、熱や圧力の与え方によってその種類が異なります。
この3つの分類を更に細分化すると、60種類以上の溶接加工が存在するため、部品に応じた加工ができるよう知識を習得することが重要です。

剛接合のメリット

剛接合で造られた建築物は耐震力が非常に高く、耐力壁やブレースが必要ありません。
耐震やブレースのための工事を別途実施する手間が省け、工期の短縮を実現できます。
また、耐震やブレースのために設置される仕切りもなくなるため、圧迫感のない広い空間をつくりだすことができ、デザイン性を重視する方にもおすすめです。
剛接合は水平荷重に耐える構造となっており、部材が大きく建築費用も高くなりやすいため、費用と効果を踏まえて取り入れましょう。

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JOINUSと挙手
大石ユニオン株式会社では、鉄骨加工や溶接工事に携わってくださる新規スタッフを求人しております。
皆様がいきいきと仕事ができるよう、働きやすい環境づくりと人材育成にも力をいれています。
製造業で求人をお探しの方はぜひご応募ください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。