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機械加工で用いられるマシニングセンタとは?

こんにちは!
静岡県焼津市を中心に、鉄骨加工や溶接工事を行っている大石ユニオン株式会社です。
大石ユニオン株式会社が手掛ける建築用鉄骨加工は製造業に分類され、建築の骨組みとなる鉄骨の製作を担っています。
今回は、機械加工で用いられるマシニングセンタについてご紹介いたします。

マシニングセンタとは?

手の上に疑問符
マシニングセンタとは、回転工具を使用して中ぐり、穴あけ、ねじ立てといった切削加工を1台で行える工作機械です。
マシニングセンタは、ATCと呼ばれる工具を自動で交換できる装置が付いており、指示した通りに作業や加工ができるため、精密な加工ができたり工具交換の手間を省いたり、作業能率化やコストの削減を実現させてくれる機械です。
今までは工具の交換作業は機械の稼働を止めて行っていたため、工具を交換のために作業に時間を取られていましたが、マシニングセンタはそういった無駄を省け生産性の向上に大きく寄与しています。

マシニングセンタの種類

マシニングセンタは、立型、横型、門型、5軸制御の4種類に分けられます。
立型は工具を垂直方向に取り付けるもので、機械のサイズが小さいため設置や操作がしやすいところが特徴です。
横型は、工具を地面と水平方向に取り付けるマシニングセンタで、材料を固定して操作する必要があるため、重みのある製品は支えが不安定となりあまり向いていません。
門型は、軸が天井側についており、材料を置くテーブルが広いため、重量のある加工物や長さのある製品の加工に向いています。
5軸制御は、施工部分が垂直に設置されていますが、軸が回転するため複雑な形状の加工にも使用できる機械です。

マシニングセンタを利用するメリット

マシニングセンタは、1台で複数の加工を行えるので、作業工程を最小限に抑えられ、技術習得にかかる時間や、作業時間を削減できます。
更に、生産が全て自動化になるため、人件費や育成コストを節約することにもつながります。
また、機械で作業が完結するため加工精度のばらつきがなくなり品質の安定化を図れるところがメリットです。

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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。